「ピストバイクはどうしてもシンプルにして乗りたい」
そんな声をよく聞き、それに合わせたようにブレーキを外している人たちもよく見ます。
言いたいことやりたいことはよくわかるのですが、ブレーキを外すのは法律にも違反していますし、本当に危ないこと、やっちゃいけないことです。
そんな方々に朗報です。
リアブレーキをぱっと見付いているかわからない状態にしながら、しっかりと装着できるアイテムを小倉自転車店さんが開発してくれているんです!
目次
この自転車、フロントブレーキが付いているのはわかりますが、リアブレーキが装着されているかどうかわかりますか?
ぱっと見付いていないように感じると思いますが、BBの裏側に小倉自転車店さんで販売されている、ピスト用ブレーキマウントⅢ型という台座を設置しブレーキを取り付けているんです。
商品の内容はとてもシンプル。
この台座2つでフレームを挟み込み、そこにダイレクトマウントブレーキ(あとで説明します)を装着することで、ぱっと見ブレーキが付いていないピストバイクを作ることができちゃうんです!
制度も高く、純正品なんじゃないかってくらいにぴったり設置できるので、密かに感動してます…
ちなみに、すげーマニアックなんですが、この台座、顔にスリスリしたいくらいにとても綺麗に作られています。
なんだか、エロさも感じるんですよね。
とてもきれいです…
皆さんはダイレクトマウントブレーキって聞いたことありますか?
実はぼく、今回初めてこのワードを聞いて、初めてそのブレーキも購入しました!
こういったピストバイクにつけるキャリパーブレーキの場合、ブレーキは1つのネジのみでフレームと固定するんですが、ダイレクトマウントブレーキは2つのネジで固定するものを指しています。
見た目はこんな感じ。
ぱっと見の見た目が全然違うのわかりますか?
普通のキャリパーブレーキだと、もう少し横の幅が広いのに対し、ダイレクトマウントブレーキは横幅が若干狭いんです。
そのため、BBの裏などに配置しても、クランクなどとの干渉を防ぐことができるんです。
とてつもなくコンパクトなブレーキな訳ですね。
「パット見ブレーキを付けていないように見える」とか、「BBの裏にブレーキが付いているギミックが良い」なんていう、かっこよさ的なメリットはもちろんあるんですが、個人的にはフレームを傷つけないで済むという部分が一番のメリットだと感じています。
というのも、ピストバイクなど、ブレーキの取り付ける穴がない自転車にブレーキを取り付ける際は、シートステーに台座を取り付ける方法が一般的で、ぼくも3年間くらいは、その一般的な方法で取り付けていました。
ただ、その取り付け方だと、あまり強く固定できない(強く固定しすぎるとクラックの原因になる)ので、柔らかめに固定する必要があります。
柔らかく固定しているので、ブレーキが動いてしまうことが多々あり、動くことでフレームが傷ついてしまい、なんとかできないかとずっと悩んでいたんです。
それに比べ、ピスト用ブレーキマウントⅢ型はシートステーに固定するタイプよりもホールド力が強いので、台座が動かずフレームを傷つける心配がありません!
かっこよさと機能性を持ち合わせているのが、ピスト用ブレーキマウントⅢ型なのです!!
ぼくはカッコ良ければ説明を読まずにぱっぱと買い物をしてしまうタイプなので、このブレーキマウントを購入してから追加で色々とパーツを購入しています。
同じような方も多いと思いますので、必要なものリストアップしておきますね。
まずは小倉自転車店さんので販売しているこちらの購入が必須になります。
合う自転車合わない自転車がありますので、注意して購入しましょう!
このブレーキマウントを使用する際は、必ずダイレクトマウントブレーキが必要になります。ダイレクトマウントブレーキも色々と種類があるみたいですね…
ぼくは、フロントに合わせて105のダイレクトマウントブレーキで問題なく設置することができました!
ピスト用ブレーキマウントⅢ型は、あくまでも台座しか付いていません。
自転車に固定する際には、ネジが必要になりますので、必ず購入するようにしましょう!
ネジはM6というサイズのもの、長さはフレームに合わせて購入しましょう!
※リンクは80mのサイズですが、長さはフレームに合わせ選定してください。
ピストバイク乗っている方は、どれだけシンプルにどれだけかっこよい自転車にするのかをポイントにしてパーツの選定などを行っていると思います。
ピスト用ブレーキマウントⅢ型は、そんな要望を叶えてくれるただ一つの商品だと思います。
ピストバイクを持っている人には本当にオススメしたい商品なので、興味があればぜひお試しください!!