こんにちは。えいじです。
千葉県の八千代市から船橋市にかけて東葉高速線という第三セクターの鉄道が走っています。
この東葉高速線ですが、通常は津田沼などの主要駅を経由して都内に出なくてはいけなかったところを、ぶっちぎって線路を引いて来れたおかげで、東西線に直通運転という形で都内に出れるめちゃくちゃ便利な電車です。
そんな便利な電車に、ぼくは一言物申したいんです。
運賃が高すぎんだよ!
そう。めちゃくちゃ高いんですよ運賃。
例えば、始発駅の東葉勝田台から西船橋なんかは、営業距離16.2キロに対して、運賃が630円なんです。
一概に比較はできないんですけど、JRで東京から横浜に行くとすると470円になるんです。
東京から横浜までは28.8キロ、東葉勝田台から西船橋は16.2キロ。
要するに12.6キロ走ってる距離が少ないのに、160円も割高なわけです!
しかし、東葉高速線はめちゃくちゃ便利な電車。
これを使えば、通勤時間が短縮になる方や、都内に早く行きたいって方にはすごく向いているんです。
なので、少し高くても我慢して乗っている方や、別のルートで遠回りしてる人が多くいらっしゃいます。
そんな方々に朗報です。
その東葉高速線をお得にのれる切符があることがわかったので、お伝えしようと思います。
出典:東葉高速鉄道
読んでいる方の身近にあるであろう、京成線や新京成線、メトロにもあるんですが、各鉄道会社には電車をお得に乗るための切符が用意されています。
実は、そんなお得な切符が東葉高速線にもあるんです。
それが、
東葉東京メトロパス
です。
内容はこんな感じ。
東葉高速線内は、1回のみ往復乗車が可能で、東京メトロ内は何度でも乗り降り自由という夢のようなパスなんです。
利用料金は乗り出しの駅によって異なるので、利用例と共に用意しました。
東葉勝田台:乗車
(利用開始)
↓
大手町:下車
大手町:乗車
↓
渋谷:下車
渋谷:乗車
↓
東葉勝田台:下車
(利用終了)
東海神発:910円
飯山満発:1,210円
北習志野発:1,370円
船橋日大前発:1,510円
八千代緑が丘発:1,510円
八千代中央発:1,630円
村上発:1,750円
東葉勝田台発:1,750円
こんな感じで、都内をぶらぶら〜と回るための観光切符なんですが、実は観光用途以外に、東西線内をただ往復するだけでもお得になるんです。
下にお得になる方々の例を用意しました。
例えば、北習志野駅から日本橋に行こうとした際、普通に切符を買うと片道720円で往復1,420円なんですが、東葉東京メトロパスならは、1,370円と50円安くなります。
50円やすくなっただけで、東京メトロ内は乗り降り自由だったら安いもんですよね!
北習志野から日本橋までなるべく安く別の迂回路で向かった場合、新京成線とJRを利用することになり、片道600円の往復1,200円になります。
東葉東京メトロパスよりは170円安くはなるんですが、乗り換えが必要なことや、乗り換えが2回必要になることや、時間が1時間5分程度かかってしまうことを考えると、170円分高くても、乗り換えがなくて約半分の時間で目的地まで迎える電車で行った方が疲れないしお得ですよ!
めちゃくちゃおすすめしてきた東葉東京メトロパスですが、こんな場合は損をしてしまうので注意が必要です!
基本的に、遠くに行きたい方や、メトロ内で途中下車しまくりたい人には向いているので、自分が使いたい用途に沿って使用を考えてみてくださいね!
恐ろしいほど高い料金で近隣住民の悩みのタネの東葉高速線ですが、こういったお得なチケットを利用すれば、皆さんも普段から利用できるようになりますよ!
東葉高速線を使って、楽しい電車ライフをお過ごしください!