PisCam

自転車は幼い頃から馴染みがある乗り物で、乗り初めは幼稚園の年長か小学校低学年ですかね。
はじめは他の子達も乗れるから早く一緒に乗りたいっていう気持ちから頑張って練習したものです。

その後、高校でママチャリを極め、大体の方は大学からロードバイクやピストバイクを始めることとなります。
ぼくもまさにそうでした！
当時写真部に入部したんですが、先輩がピストバイクに乗っていて、めちゃくちゃかっこよく見えてぼくも自転車に乗り出したのがきっかけです。
当時ピストバイクはおしゃれな乗り物として特集されていて、もてたいという欲望から購入に至った人もいるんじゃないっすかね。ぼくも少しその節がありましたけど。笑

さて、そんなスポーツバイクですが、大人の趣味として始めたはいいものの、長続きせずにやめてしまう人って結構いるんですよね。
ぼくの尊敬する大学の先輩もそうでした。一緒に自転車乗りましょうと誘い、ワイズロードで自転車を買ったんですが、最近話しを聞いたら売ってしまったと聞きました。ショック…

結局、ノリで買った方は、自転車の本当の楽しさを知らないうちにやめてしまうんですよね。

なぜ自転車を止めてしまうのか

自転車に乗る理由は「◯◯に行くため」と答える方がほとんどだと思いますが、こういう考えを持っている方は、その後自転車に乗らなくなってしまうんです。

だってそうでしょ？

「◯◯に行くんだったら、電車で行ったほうが楽だし早いし、汗もかかないし、せっかくセットした髪の毛も乱れないし」という考え方に絶対なるんですもん。
現にぼくも大学生の頃はそうでした。おでこが広いのを気にしていたぼくは、前髪がボサボサになるのを嫌っていたんですが、自転車に乗ったら100％ボサボサになっちゃうんですよ。ほんとに嫌でした。笑

そんなぼくが自転車を止めなかった理由は、自分の足で目的地まで行ったという達成感や自転車にのることがものすごく心地よかったからです。
ここちよさとか達成感っていうのはざっくりと大枠で話しちゃっているので、具体的に話すと次のようになると思います。

• 電車だとその場所まであっという間でついちゃうが、自転車だと道中あったことが思い出になりやすい
• 車とか原付きと同じ速さで走れるのが気持ち良い
• ふとしたところで車や電車だと気づかない店に出会うことがある
• 「え？自転車できたの！？すごい」と言われるのが気持ち良い
• 「え？自転車なのに1時間で付いたの!?電車と同じじゃん」といわれたい。
• 自分の中で目標タイムを決めながら目的地まで行くと1人でいつもレースをしているような感覚になるし、目標を達成したときすごく嬉しい

自分一人で勝手にレースするっていう非日常や友人からすごいねと言われること、そこまで行った際の道中を思い出す。そうなんですよ。全部自己満足なんです。
自転車を長く続ける理由は、どれだけ自己満足できるかなんです。

ぼくは前髪がボサボサになるのはすごく嫌でしたが、友人にすごいねって言われることや、道中の思い出を振り返るほうが嫌と言う気持ちよりも勝っていたんですよね。
だけど、人によってはすごいねって言われようと、目標タイムをクリアしようと喜ばなかったり、友人から茶化されるのが嫌な人や、目標タイムなんて設定したくない人だっているかもしれない。

こういう自己満足って、簡単そうに見えて実は難しいんです。
自分で目標を見つけられないという方は、是非サイクルコンピューターを使ってほしいと思います。

サイクルコンピューターがきっかけで自転車にのめり込める!?

サイクルコンピューター（以下サイコン）はご存知の通り、自転車の速度や走行距離などを記録できるガジェットです。
なぜサイコンがあるだけで視点が変わるのかというと、速度や走行時間に加えカロリーやCO2の削減量など普段なら目にできない数値を目にできるからなんです。
サイコンを持っている方には当たり前のことでも、普段ママチャリにしか乗らず、そんなガジェットを目にする機会なんて無い人にとっては、自分のスピードや走行距離がわかるだけでも、自転車にのめり込むきっかけとなるのです。

あの自転車漫画で有名な弱虫ペダルの小野田坂道くんも、今泉くんからもらった安いサイコン（おそらくぼくのと同じ）を見て「ちょっとMSのコックピットっぽくなった♡」と浮かれているシーンがありました。
初めて自転車を初める方は数千円のサイコンでいいんです。それが、自転車にハマるきっかけになりますから！

これから自転車を始めようと考えている方は、是非サイクルコンピューターの購入も検討してみてくださいね！