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ピストバイクとキャンプのブログ

多摩川をたどって奥多摩から川崎までサイクリングしてきたぞ。

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山の中をピストで走ってみたいな

街中や平坦な田舎道、ちょっとくらいの山なら走ったことはあったけど、ちゃんとした山は走ったことがなく「走りたい」という欲望があった。
そんな時に友人から、奥多摩サイクリングのお誘いをもらい、もちろんOKだと答える。

当日はもちろん快晴。
朝9:10集合なので5時前に出てまずは最寄り駅まで走る。
奥多摩まで行ったことがなかったので、思ったよりも遠くて驚いたのと、それよりもびっくりしたのは電車の少なさ」だ。
見事に乗り遅れたぼくは、予定時間から約20分遅れ現地に到着した。
友人は1時間ほど前には到着していたので、ひたすら謝っておいた。

奥多摩サイクリング

奥多摩は登山客と思われる方が多くおり、めちゃくちゃ賑わっている。
その中でポツポツとサイクリストがいて、ぼくが乗った電車にも4人ほどいたようだ。

いつもと違う雰囲気にテンションが上がる

奥多摩サイクリング

早速奥多摩駅から出発するが、すぐ近くに橋があったのでまずはそこに行ってみた。
普段住宅街などを走っていることもあり、自然の多さや山がちらっと見えることに嬉しさを感じ、奥多摩から出発した。

奥多摩サイクリング

山の中はとても静かだ。
風を切る音、鳥のさえずりがよく聞こえる。
朝早かったこともあり、車も少なく気持ちよく走ることができた。

奥多摩サイクリング

見事な晴天だったので、日に当たるとかなり暑いが、木陰が続くのでとても涼しい。
久々にトンネルを通ったのだが、トンネル走行はものすごく楽しかった。
普段は車でしか通らないようなトンネルを自転車で走るという普段できない感覚が良かったのだろう…

奥多摩サイクリング

そんなこんなで、思ったよりもすぐに山の中のサイクリングは終わり、普段見慣れている街中に出た。
ずっと多摩川沿いの国道を走ってきたが、ここからは少しだけ街中を通り、再び玉川沿いを目指して走ることとなった。

初めての多摩川サイクリングロード

最短距離で羽田まで向かえば良いところを再び多摩川をめがけて走っている理由は実にシンプル。
多摩川サイクリングロードを走りたいからだ。

奥多摩サイクリング
奥多摩サイクリング

しかし、そのサイクリングロードのスタート地点が実に分かりづらい…
「お、ここか」と思ったら違うし、「いよいよか」と思ったらまだだったりと、多摩川サイクリングロードにたどり着けない。

奥多摩サイクリング

なんども何度も多摩川沿いにアタックをかけ、ようやく多摩川サイクリングロードらしきものを見つけた!
「ようやくだ」そんな風に思い、気持ちよく自転車を走り進める。
街中を走るよりも、こういう川沿いを走る方が断然気分が良い、暑さのあまりどんよりしていた気分が一気に晴れた。

奥多摩サイクリング

ようやく走り始めたサイクリングロードだが、途中から一般の道に出たり、またサイクリングロードに戻ったりを何回か繰り返した。
上流側にある多摩川サイクリングロードは、ずっと続いているわけではなく、途切れ途切れなんだそう。
方向音痴の方は気をつけた方が良いね。

奥多摩サイクリング

そんな出たり入ったりを繰り返しているうちに、ようやく多摩川サイクリングロードが落ち着いてくる。
イメージしていたよりも細い道をひたすら走る。
途中でマムシ注意の看板があったけど、無視して走る。

奥多摩サイクリング

安定した多摩川サイクリングロードに入って、少し安心できるかと思ったが、ここからが長かった。
走っても走っても目的地までつかない。

奥多摩サイクリング

当日はかなり日が強かったので、エイドステーション(自販機)で水分補給をしたり、公園の水道で水浴びをしたりすることで、体力回復を図った。
向かい風もビュービューと吹いていたので、キツイのは確かだったのだが、多摩川サイクリングロードの景色は、なんだか魅力的だったので、楽しく走ることができた。
「楽しいけどやっぱりキツイ」ということで、二子玉川駅付近まで行った時に再度休憩。

奥多摩サイクリング

木陰があったので、ベンチの上で横になり休憩。
木陰に入るだけでかなり涼しく、昼寝することで体力を回復することができた。
本来だと羽田空港まで走るはずだったが、夜に予定があり、このままだと間に合わないため、行き先を変えて川崎まで向かう。

川崎まではあと少しなんだけど、なぜだか足が重い…
川沿いは向かい風で走りたくないなと思っていたけど、やっぱり街中を走るよりは川沿いを走った方が気分も良いし足もよく回る。
そんなことを考えていると、川崎駅に到着した。

奥多摩サイクリング

100キロ行ってるかなと思ったけど、81キロと大した距離ではなかった。
ピストで山を下ったりアップダウンがある道を久々に走ったことが、足にかなり疲労をためていたようだ。
だけど、ぼくがやりたかった、山の中を走るというミッションを達成することができたので、とても楽しく、達成感を感じられるサイクリングだった。

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