こんにちは!えいじです。
先日、精進湖キャンピングコテージに泊まった際に、近くの観光地を物色していたら普段あまり耳にすることがない、「溶岩樹型」という言葉を見つけました。
あまり興味はなかったんですが、国指定特別天然記念物だということで、めちゃくちゃすごいものなんだろうなと思い足を運んでみました。
国指定特別天然記念物に指定されているくらい貴重なものなので、たくさんの方が見に来ているのかなと思ったんですが、誰ひとりとして溶岩樹型を見に来ている方はいませんでした。
それどころか、車をどこに駐車すれば良いかもわからないし、どこを見れば良いかもわからないし、なんじゃこらって感じです。笑
とりあえず空いたスペースに車を止めて、ブラブラしていたら溶岩樹型についての説明がありました。
ご存じない方もいらっしゃいますので、ここで溶岩樹型の説明を入れておこうと思います。
西暦864年、富士山中腹より吹き出した溶岩流の一部が鳴沢村にある直径一メートル以上の巨木が立ち並んでいた森までまで流下。
立木や倒木を包んで冷却固化し、燃え尽きた大木の樹木の形をそのまま残したものを溶岩樹型と言うそうです。
なんだか難しいんですが、要するに「溶岩が流れた時に、飲み込まれた木が溶岩が固まっていくのと同時に焼失して、燃え尽きたところが空洞に鳴る」事を言うんです。
まぁ、言葉で聞けばわかるんですが、実際にいってみないと中々イメージがつかないんで実際に現場を見に行ってみることにしました。
「よし、散策を開始仕様しよう」となったのはいいものの、どこからどのようにしてみれば良いかも全くわからないのが、「鳴沢の溶岩樹型」です。
イメージとしては、ただの緑地が国指定特別天然記念物担っている感じですね〜
とりあえず、歩いていれば溶岩樹型見れるだろうということで、道路から見て唯一入り口だと思う場所から森のなかに入っていきます。
こ~んな感じのゴツゴツした道を歩んでいきます。
ゴツゴツしていることからも分かる通り、足元は溶岩が固まった部分になります。
おそらく、その上に土がのっかって植物が育っているんでしょうね
歩くこと3分、赤い柵に囲まれた何かを発見しました!!
これは、石柱型樹型のようですね〜
普通に立っている木が溶岩に飲み込まれてしまいできた穴なので、縦に空洞ができています。
結構深くまで穴が空いているため、落下防止のために柵が用意されていました。
ちらッ
中を覗いてみたんですが、雪が入っているくらいで、その他の感動があまりない…笑
こんな形として残っているというのはすごいんですが、富士山の周りには貴重なものがたくさんあるので、こういう地味なものは人気がないんでしょうね〜
鳴沢の溶岩樹型はしょぼいんですけど、実はここの近くに「魔王天神社」という神社があります。
まず、神社の名前に「魔王」って入っているのがすごいですし、ここの神社は魔王の山をご神体として拝礼するため、本殿は無いんです。
変わっていますよね〜
そして、何と言っても階段がやばいんですここ!
めちゃくちゃ急だし上まで登るのが大変!
階段数としては大した事が無いんですが、細かくて急なので足に結構な負担をかけてしまうんですよね。
この坂を全力ダッシュで登ったぼくは脚がつりそうになったのはここだけの秘密にしておきましょう…