春になったら運動しよう。
あったかくなったら体を動かし始めようかな!
これよく聞く言葉です。
ただ実際はその言葉通りに動き出すことはないんですよね。
今までやってなかった運動を急にやりだすってかなりハードルが高いと思うんです。
ただ、その運動を通勤時にできたら一石二鳥じゃないですか?
今日はあったかくなったら運動しようと思っている方に、自転車通勤ってとってもいいことなんですよ!ということを紹介したいと思います。
自転車はマラソン同様、有酸素運動に分類されます。
酸素運動とは、呼吸をしながらある程度の時間継続できる運動のことをいいます。
この有酸素運動ですが、ダイエットに効果的ということはテレビなどでよく行っていたので、
「10分から15分くらいのマラソンは今までやっていたわよ」という方も多くいらっしゃると思います。
ただそれ、勘違いなんですよ。
有酸素運動は、20分以上の運動を続けないと、脂肪を燃焼することはできません。
というのも、20分までは身体の中に蓄えられている、糖質がエネルギー源として筋肉を動かしているので、
20分以内でいくら運動しても、重要な脂肪を燃やすことはできないんです。
では、何分から脂肪を燃焼させることができるのでしょうか。
脂肪を燃やすには、20分以上の運動を行わなければなりません。
というのも、糖質の貯蔵量には限界があるため、長い間に継続してエネルギーを供給することはできません。
なので、20分を超えたころから、皮下や内臓周辺に貯蔵されている脂肪を燃料として用いるようになります。
マラソンで20分以上走るのって、
人の走るスピードにもよりますが、4キロ〜5キロくらいだと思うんです。
ただ、運動が苦手な人に、5キロという話をするとかなりしんどいと思います。
それに比べて自転車は、もともと少し遠出するために乗る方も多いと思うので、
長時間乗っていることにあまりしんどさを感じません。
会社が近くにあるって方は少ないと思うので、
自転車通勤をすることで、必ず有酸素運動ができるはずです!
会社通勤時にストレスを貯まることとして、
1,満員電車でぎゅうぎゅう詰めにされる。
2,人身事故で電車が止まる。
の2点を皆さんあげられるのではないでしょうか。
ぼくも同じく、毎日通勤で電車に乗っているのですが、
知らないおじさんたちにぎゅうぎゅう詰めにされたり、
ちょっと空いていても、なんか知らないけどおじさんが近くに来て
自分の立っている場所が少なくなってしまうので、毎日いらいらしています。
そもそもあんな狭い鉄の塊に、人を詰め込み過ぎなんですよねー。笑
もし、自転車通勤だったら、
開放的な道路でスピードを出して爆走もできちゃうので、普段の嫌なこととかもストレス発散できますよ!
これは、自転車だけではなくマラソンでも言えることなのですが、
有酸素運動には、自律神経のバランスを整える働きがあると考えられています。
有酸素運動はその名の通り、多くの酸素を取り込むことができ、
酸素を取り込むことは副交感神経を働かせることにつながるので、リラックスすることができるのです。
※ちなみに、自律神経には運動時に高まる交感神経と、安静時に高まる副交感神経の2種類があります。
いかがでしたか?
リラックスもできて、更にストレスも発散できるなんて、最高ですよね!
暖かくなってから運動をはじめよおうと思っていても始められないのが人間です。
通勤という理由をつけて、さり気なく運動をしてみてはいかがでしょうか?