こんにちはえいじです!
ぼくのサイクルモードの楽しみとして、自転車の専門学校である、サイクルデザイン専門学校の展示を毎回楽しみにしているんですが、今回も魅力的で刺激的な自転車たちがあったのでご紹介したいと思います!
目次
今年は熊本の地震や鳥取の地震など自然災害がたくさん起こってしまった年でした。ライフラインが断たれ、どうやって生活していけば良いのかや、避難用品をちゃんと用意など、防災について考えさせられる年でした。
そんなことからかどうかはわかりませんが、今回のテーマは「渋谷で震災が起きた時、自転車でできることは…」でした。
車が通れない場所でも自転車なら通れたり、免許がない人でも自転車は運転できたりと、自転車ってすごく便利な移動手段なんですよね!
そんな自転車を使って、災害の時に働く自転車を考えてくれました!
パッと見た時に台車なんじゃないかと思うこの自転車。実は2wayで乗れる、働き者の自転車なんです。
写真で載せている状態は荷物を積めるようにした状態です。災害時は荷物の搬送が大変なので、そういった時には、写真のように台車にすることで、たくさんの荷物を積むことができます。
この写真なら自転車っぽく見れるかな?
普段使うときは、右下の小さいキャスター部分を上に上げることで、台車部分を二つにおることができます。
近くにいたお兄さんに色々と話を聞いたんですが、この自転車で苦労したポイントや見て欲しいポイントは、台車の下に隠されていました。
台車の下にはシートポスト部分が格納されているんですが、この折りたたみにとても苦労したそうです。
あとは、左側の曲線のパイプ部分。ここと写真真ん中のパイプ部分の曲線を合わせるのがとても大変だったそう。お兄さんとお話ししなかったらわからないところでしたから、良い情報をもらえました!
災害時、地味に困ることなんじゃないかなと思っているのが、洗濯です。
電気がないから洗濯機は使えない。じゃぁ、洗濯板で洗濯しましょうっていっても、洗濯板なんて持ってないし、買ったとしてもうまく使えないなんてことあるんじゃないですかね。
そんな時に役立ちそうなのは、洗濯自転車であるくるっくりーんです。
誰でも考えられそうで考えてなかった自転車と洗濯機の組み合わせですね!
後輪が回転することで、その上に乗っている丸いタンクが回転し、その中に入れていた洗濯物を洗えるというすごいやつです。
ちなみに、災害時には運動不足というところも取り上げられているそうで、運動不足も解決できちゃう便利なやつです!
ここ最近は、スマホ依存の方がかなり増えてきていますが、そんなスマホを動かしてくれているのが電気です。
電気がないとスマホも充電できないし、他の家電も使えないしでパニックになることは間違いなしですよね〜!
電気ってすごく大切なんだなということがよくわかります。
そんな電気を発電してくれるのが、剛脚くんです。
自転車での発電というと、ママチャリについているライトのイメージをされる方もいらっしゃると思いますが、剛脚くんは高い発電量を得るために、自動車用の発電機オルネーターを使って発電します。オルネーターは高い回転数によって発電することができるので、通常のように自転車を漕いだだけだと発電する事は難しいんですが、歯の数が違うスプロケットを何段にも重ねることで、回転数をかせぐことに成功したそうです!
ちょうどクランクの上側のごっつい部分が該当箇所ですね!
発電した電気は、後部につけてあるボックス内にあるバッテリーに充電される仕組みになっています!
震災が起こった際、建物が壊れたりして、自動車では移動できないことが想定できます。そんな時に役立つのが自転車なんですが、そういう時に限って、パンクしていたりなど、整備不良が出てくるんですよね。そんな時に活躍してくれるのが、このチャリアカーです。
チャリアカーには自転車の整備用具が格納されており、被災地での簡易自転車屋を営むことが可能になります。
移動手段はとても大事なものなので、その移動手段を整備してくれるのは助かりますね!
テーマを元に作った自転車とは別で、他のテーマを元に作られた個性的な自転車がありました。これも面白いな〜と感じたので、書かせていただきます。
山口県で活動されている、非営利団体の方々と共同開発した自転車です。竹害で悩まれている地域で竹を使った自転車を作ったそうなんですが、別に全ての竹を自転車にするというわけではなく、子供向けのワークショップ向きに自転車をつくり、そのワークショップで多くの方に自転車を目にしてもらって、問題について知ってもらおうという取り組みだそうですね!素晴らすぃ〜!!
その名の通り、鎌倉での走行に適した自転車です。ぱっと見でわかるように、キックボードと自転車が一体化した自転車です。
鎌倉はサイクリングにとても向いている町ではあるんですけど、観光客が多いので、場所によっては自転車が不向きになる場合もあります。
自転車が乗りやすい場所では自転車として、自転車が乗りにくい場所ではキックボードとして使ってもらいたい自転車です。
鎌倉バイシクルのヘッドパッチが魅力的ですね!
ハンドルは前にあるものという常識を覆してくれるデザイン。とても面白いですね!何かの雑誌ですでに見ていた気がしたんですが、実物を見るとテンション上がりますね!
形的に、いろいろなパーツの調整ができなさそうに感じていたので、乗る人を選ぶだらうなと思っていたんですが、ハンドルの高さも調整できるし、以外に誰でも乗れそうです!
もっと前の方を長くして、荷台とか子供が乗る用のシートつけても面白そうだけど、バランスとか強度の関係で難しいんですかね〜。
兎にも角にも、一回は乗って見たいなと思いました!!
ブースの中で一番独特な雰囲気を醸し出していたのがこの自転車です。細いクロモリのパイプが血管のようにクネクネと曲がりながら、各パーツとつながっています。なんだか、エヴァンゲリオン感を感じるのは私だけでしょうか。
こんな独創的なデザインでありながら、空気抵抗や強度に重きを置いているというので驚きですね!
これについて、話は聞かなかったんですが、乗れるんでしょうかね?
ただ、自転車の常識を覆してくれるデザインはとても魅力的で面白いものでありました!
サイクルデザイン専門学校のブースの近くには、ハンドメイドサイクルのブースも用意されていました!
こちらも面白かったので、ちょっとチラ見せしますよ〜!
例えばこちら!
ハンドルからツノが生えている!笑
クリスマスも近いから、トナカイをイメージしてるのかもしれないですね!ブルホーンの先端にツノを突っ込んでいるらしいですよ!これはいかつい…
そしてこちら!
スーパーロボット対戦に出てきそうな雰囲気を感じる自転車。なぜだか全体像を撮り忘れたので、全体像は、皆様のご想像にお任せいたします。笑
本当に個性的で魅力的な自転車が多いですね!
こういうの見てると、こういう自転車あればもっと面白そうなのにとか、思っちゃうんですよね〜
去年も言ったと思いますが、この専門学校が出来た時代に生まれたかった〜残念。笑