こんにちは。えいじです!
帯広の名物ってなんだか知ってます?
そう、豚丼です。
でも、そもそもなんで豚丼は帯広の名物なんでしょうかね…?
ちょっと調べたらこんな記事が出てきました。
帯広で豚肉生産が行われるようになったのは、開拓時代からのことです。豚を4頭を 下帯広の地に連れてきて、養豚を開始しました。
以来、養豚は増加。手軽に調達できる豚肉だったのですが、最初は豚肉を食べる人が少なく、栄養食として、そして力をつけるために食べられることが多かったようです。そんな豚肉が、帯広の一般家庭に広く浸透することになったきっかけは、「豚丼の誕生」でした。
引用:北海道ファンマガジン
まとめると、豚の養豚を開始したけど、豚を食べる人が少なかったから、日本人の口に合うような豚丼を作ったら、それが広がったということですね。
はじめに豚丼を生み出したお店がまだ営業していることがわかったので、今回は、その元祖のお店へ足を運んできました!
豚丼を生み出したお店がこの時代まで残っているのがすごいですよね!
お店の名前は「ぱんちょう」
名前珍しいですよね〜
ぼくも初めて行った際、間違って名前呼んでたんですけど、ここの名前は…
「ばんちょう」じゃなく「ぱんちょう」だよ。
そう。ぱんちょうなんですよ。
「ぱんちょう」っていうのは中国語で飯店という意味だそうで、店主の方がつけたみたいです。
帯広でぶいぶい言わせていた、番長がやっている店じゃないんで、間違えないでくださいね!
そんなぱんちょうですが、平日には行列が絶えない名店だという噂を聞いたので、閉店30分前の19:30に足を運びました!
店内に入るとほぼ満席だったので、相席で席に着きます。
雰囲気は昔のお蕎麦屋さんって感じで、落ち着ける空間でした。
豚丼は松竹梅の中から選びます。
松竹梅で肉の種類が変わるというわけではなくて、肉の枚数が変わるんです。
ちなみに普通は松が一番高いはずなんですけど、ぱんちょう店主の奥さんが梅さんということで梅が一番高くなっています。
粋なはからいですね〜!
ぼくは迷いもなく一番量が多い梅を頼んだんですけど、みてくださいこのボリューム!
肉が蓋からはみ出すくらい載せられています。
恐る恐る蓋をオープン!!
キラッとテカっている豚丼がなんとも食欲をそそってくれます。
とりあえずパクっ。
豚の脂とタレが絡まってて、う〜んうまい!!!
味が濃すぎるとか重すぎるとかいうのは特に感じず、ちょうどよく完食することができました!
美味しかったな〜
ぱんちょうに入ってまず最初に聞こえてくる声は、おばあちゃんたちの元気な声です。
そう。ここのウエイターはおばあちゃんたちがやっているんですよ。
この接客が丁寧なこと…
閉店ギリギリに入ってきたお客さんにも笑顔で接客。閉店するから暖簾をしまって閉店準備をしているにも関わらず入ってきたお客さんに関しても笑顔で接客。
どんな方へも優しく笑顔で接客されるんです。
なんだかおばあちゃんちに帰ってきたかのようにほっこりしましたよ。
帯広には他にも豚丼の名店と言われているところがあります。
そこはそこで美味しいんでしょうが、是非とも元祖の味や接客を見て欲しい。
帯広の豚丼はぱんちょうでよろしく!